新生ホームサービスの外壁塗装の口コミ評判！業務停止命令後の現在は？

新生ホームサービス株式会社は、兵庫県神戸市に本社を構え、全国に支社を3ヶ所、支店を35ヶ所展開する、大手リフォーム会社です。

2004年の設立以来、外壁塗装をはじめ、水回りのリフォームや太陽光発電など、住まいのトータルリフォームを行っています。

その一方で「悪質な訪問販売」や「問題のある企業風土」といった悪い評判も聞きます。

そこで本記事では、新生ホームサービスの口コミや評判をご紹介するとともに、オリジナル塗料「フォーシーズン」の解説、また消費者庁から受けた業務停止命令の詳細、2ちゃんねるやSNSの投稿、その後の現在の様子についてまとめました。

新生ホームサービスを利用した方の口コミ評判

新生ホームサービスの口コミ評判を投稿する

「新生ホームサービス」の口コミや評判を投稿してみませんか？利用して感じたことなら何でもOK！これから「新生ホームサービス」を利用する方のためにも、こちらから情報を共有してください！

※根拠ない口コミ、嫌がらせを目的とした悪評、その他不適切だと思われる投稿はレビューした企業様の迷惑となりますので運営側で削除します。予めご了承下さい。

新生ホームサービスってどんな会社？

会社名	新生ホームサービス株式会社
代表取締役	赤樫 武尚
設立	2004年1月
資本金	5,000万円
売上高	80億6000万円
所在地	本社 〒651-0087 兵庫県神戸市中央区御幸通8-1-6 神戸国際会館22F
公式ホームページ	https://www.shinseihomeservice.com/

新生ホームサービス株式会社は、外壁塗装を中心とした住宅リフォームを手がける企業で、プランニングから施工、アフターサポートまでを一貫して対応しているのが特徴です。工事前の相談から完了後の点検・補修に至るまで、すべての過程で顧客の立場に立ったサポート体制を整えており、高い満足度を実現しています。

全国各地に施工センターを展開し、スピーディーな対応を可能にしているのも強みです。塗装プランの提案においては、顧客の希望やイメージを丁寧にくみ取ることを重視しており、施工に関わるスタッフ全員が責任感を持って業務にあたっています。

また、安心して依頼できる「5つの安心サービス」も好評です。定期点検や調査による早期の補修対応、追加料金のかからない明確な契約、施主の確認による完工チェック、そして手付金や中間金不要の完工時払いなど、利用者目線の安心が随所に見られます。

新生ホームサービスのフォーシーズン塗料とは？

新生ホームサービスではオリジナル塗料を使った外壁塗装を行っています。現在、扱っているオリジナル塗料は以下の8種類です。

• レジス（自然石配合多彩模様塗材）
• ヴィスタス（自然石配合多彩模様塗材）
• ロイヤージュ（水性ラジカル制御型高耐候性塗料）
• フォーシーズン（自然石調セラミック系塗材）
• サングラッセ（自然石調セラミック系塗材）
• グラファイン（自然石調セラミック系塗材）
• シンセイラバーウォール（多機能型 単層弾性仕上塗材）
• シンセイリシンシリーズ（アクリル樹脂エマルション系砂壁状仕上塗材）

なかでも、セラミック塗料の「フォーシーズン」が人気で、新生ホームサービスの主力商品となっています。

フォーシーズンの特徴・メリット

新生ホームサービスが提供するオリジナル塗料「フォーシーズン」は、外壁塗装における機能性と美観を高次元で両立させたセラミック系塗材です。

天然石の砕粒をベースにした無機質骨材を使用しており、自然な石材調の仕上がりが特徴です。和風・洋風を問わずさまざまな住宅デザインに調和し、外観の高級感を演出します。

フォーシーズンは、セラミック含有量が高く、太陽光の反射性に優れるため、外壁の劣化を抑え、長期間にわたって美しさを保つことができます。また、天然石を使用しているため、色の変化が少なく、長年の使用にも耐える高い耐久性を誇ります。

機能面では、珪藻土の配合により調湿効果があり、湿気による結露やダニ、カビの発生を抑えることでアレルギーやアトピー対策にもつながります。さらに、ホルムアルデヒドの吸着・分解機能や、タバコ・ペットの臭いを抑える脱臭効果も備えており、住環境の質を向上させる役割も果たします。

防藻・防菌・防カビ性、そして火に強い性質も兼ね備えており、「家を守る」という観点からも非常に優れた塗料です。

フォーシーズンのカラーバリエーション（全20色）

フォーシーズンの使用用途

• 戸建住宅の外壁
• マンションのエントランス部分
• 店舗の内外装
• ホテルのロビー

フォーシーズンの価格

単価	7,000～12,000円/㎡
平均施工価格	160～200万円

フォーシーズンのデメリット

新生ホームサービスのフォーシーズンは、高い装飾性や耐久性が魅力のセラミック系塗料ですが、以下の注意点もあります。

• 価格が高い
• ひび割れしやすい
• 仕上がりに差が出やすい

まず、シリコン塗料に比べて価格が高く、費用面での負担が大きくなる点が挙げられます。また、セラミック塗料は塗膜が硬いため、建物の動きに追従しにくく、クラック（ひび割れ）が発生しやすい傾向があります。さらに、吹付け工法による施工となるため、職人の技術力によって仕上がりに差が出やすく、実績と知識のある業者を選ぶことが重要です。

新生ホームサービスは下請け業者を使用している

外壁塗装で全国展開する新生ホームサービスでは、施工にあたって自社職人を抱えず、各地域の塗装職人、つまり下請け業者に業務を委託する形をとっています。

営業活動や現場管理業務は、全国38ヶ所の支社・支店の従業員によって行われていますが、実際のリフォーム工事は地域ごとに提携している下請け業者が施工します。

この仕組みにより、広範囲な対応と迅速な施工を可能にしていますが、一方で下請け業者によって施工品質に差が出るリスクがある点は否めません。

新生ホームサービスの訪問販売は悪質でしつこい？

SNSや口コミサイトを調べると、「新生ホームサービス訪問販売は悪質」といった声が少なくありません。

今日新生ホームサービスってとこが外壁塗装の営業に来て明日また来るから立ち会って欲しいと親に言われたので
評判でググってみたら「評判は・・・良いですね！」「悪い口コミもあるけど実は・・・良いですね！」みたいなクソサイトがいくつか検索上位にきたので
おっとこれは面白くなってきたぞ！と

— 二度寝のじーゆ🇦🇶 (@jiyuchintara) August 31, 2019

新生ホームサービスってのが家にきた。最初水回りを見たいと、断ったら木の手入れはどうかと、次は外壁塗装の話で最初の数件は安くしますと。断ったらとりあえず外回りの外壁を見てみますと。どんな会社か知らないけど、訪問販売でしつこいのは印象最悪です😣 pic.twitter.com/iQFqLYIE56

— むすいエタノール (@mIqK6ChRymY30g1) December 12, 2020

新生ホームサービスっていう外壁塗装の営業が来たんだけど去年壁塗り替えたばっかりだから結構ですって断ってんのに一方的にベラベラ話し続けられて凄く厄介だった。失礼ながら無理やり玄関のドア閉めたけどドアの外でも自分の話終わるまでずっと喋っててもはや狂気さえ感じたんだけど（笑）こわすぎ。

— 酒クズちゃん🎀💚🍭🍬 (@scar_chan_6) December 10, 2017

新生ホームサービスとかいう訳わからんセールスきて 雨樋の修理をしてもらいたいのに壁の塗装をしたいと一転ばりで雨樋の修理もするならと契約したが塗装の見積りは出すが雨樋の見積りは出さないという悪質さ(´⊙ω⊙`)
この名刺もらった方は気をつけてください！ #訪問販売 #悪質 pic.twitter.com/sTG8WCTlo7

— グルメインフルエンサーしんやさんのEVちゃんねる (@sinya1028) August 12, 2017

新生ホームサービスは、下請け業者による施工を基本とする営業中心型の外壁塗装会社であるため、電話や訪問による直接的な営業活動を積極的に行っています。

営業ノルマがあるのではないかという推測も見られ、そうした背景が強めの営業活動につながっている可能性もあります。

電話営業が苦手な方にとっては、やや抵抗感を覚える要素かもしれませんが、一方でこうしたスタイルで多くの契約を獲得し、実績を積み上げてきたのも事実です。

新生ホームサービスは消費者庁から業務停止命令の行政処分を受けていた

「新生ホームサービス」と検索すると「業務停止命令」や「営業停止」というサジェスト（関連キーワード）が表示されます。

実際に、新生ホームサービスは消費者庁から訪問販売に関する業務の一部の停止を命じられました。

詳しい内容は上記のURLから確認できますが、文章がややこしいので私の方で要約してみました。

消費者庁は、外壁塗装などの工事を訪問販売で行っていた「新生ホームサービス株式会社」と「株式会社新生ビジネスパートナーズ」（どちらも兵庫県神戸市に本社）に対して、2022年6月29日に行政処分を行いました。

この処分により、両社は2022年6月30日から2023年3月29日までの9か月間、訪問販売に関する以下の業務を行うことが禁止されました：

• 勧誘（契約をすすめる行為）
• 申込みの受付
• 契約の締結

また、消費者庁は両社に対して、今後同じような違反を繰り返さないように対策をとること、そして法令を守るための体制（コンプライアンス体制）を整えるように指導しました。

さらに、両社の経営に関わる吉都紀太介（きつき だいすけ）氏に対しても、2022年6月30日から2023年3月29日までの間、「業務停止の対象となった仕事を新たに始めること」や、「そのような仕事をする会社の役員になること」を禁止する命令を出しました。

続いて、業務停止命令の行政処分に至った、具体的な7つの事例をご紹介します。

事例1：目的や具体的なサービス内容を説明しなかった

新生ホームサービスの従業員Zは、2019年11月に消費者Aの自宅を訪問しました。Zは、

と話し、契約を勧めてきました。しかし、それに先立ってZは、

とだけ話し、契約を勧める目的や具体的に何のサービスを勧めているのかを最初にはっきり伝えていませんでした。また、Aさんが、

と断ったにもかかわらず、Zはさらに、

と食い下がって勧誘を続けました。

事例2：外壁塗装の訪問販売だということを明確にしなかった

新生ホームサービスの従業員Yは、2019年11月に消費者Bの自宅を訪問しました。Yは、

と話し、契約を勧めました。しかし、その前にYは、

と説明しただけで、契約を勧めるための訪問であることや、外壁塗装という具体的なサービス内容を最初に明確にしていませんでした。

事例3：消費者の意思を無視して執ように勧誘を続けた

新生ホームサービスの従業員Xは、令和元年12月、事前の承諾を得ることなく午後9時という非常識な時間に消費者C宅を訪問しました。Xは当初、

などと告げ、訪問販売の目的を隠して接近しました。そして、外壁塗装の地域での実績が少ないことを理由に、

といった特別感を強調し、本件契約を結ばせようと勧誘を開始しました。消費者Cが、

と外壁塗装を行う意思がないことを明確に伝えたにもかかわらずXは、

などと不安を煽る説明を続けました。さらに、Cさんから質問されていないにも関わらず、一方的に工事費用や塗料の説明を行い、勧誘を続けました。

Cさんが再三にわたって「外壁をいじりたくない」「興味がない」「本当に結構です」と拒否の意思を表明した後もXは、

と繰り返し勧誘を継続しました。

この事例では、訪問販売であることを明示しないまま接近し、非常識な時間帯に訪問した上で、消費者の意思を無視し執ように勧誘を続けるという、特定商取引法に違反する不適切な営業行為が確認されました。特に、不安を煽るような説明や、消費者の拒否を顧みない継続的な勧誘は、消費者の冷静な判断を著しく妨げる行為であり、厳しく非難されるべきです。

事例4：消費者の意思を尊重せずに不安を煽る形で継続的に勧誘を行った

新生ホームサービスの従業員Wは、令和2年2月、消費者Dの自宅を訪問しました。Wは最初に、

などと説明し、テレビCMに芸能人が出ていることなどを強調しながら、訪問の目的を曖昧にしていました。しかし実際には、外壁塗装工事の契約を結ばせるための訪問販売でした。Wは、

といった、特別感を煽るセールストークを用いて勧誘を開始しました。消費者Dは、

など、契約を結ぶ意思がないことをはっきり伝えていましたが、Wは勧誘をやめませんでした。Wは、

といった不安を煽る発言を繰り返しながら、

などと話を続け、契約締結に向けて執ように勧誘を行いました。

この事例では、訪問販売の目的や内容を明示せず、消費者の意思を尊重せずに不安を煽る形で継続的に勧誘を行った点が、特定商取引法に反する不適切な営業行為にあたるとされました。特に、消費者の「契約しない」という明確な意思表示を無視して勧誘を続けた行動は、極めて悪質です。

事例5：訪問の目的を「挨拶」と偽って接触した

新生ホームサービスの従業員Vは、令和2年7月に消費者E宅を訪問しました。Vは最初に、

などと話し、訪問の目的を曖昧にしていました。しかし、実際には外壁塗装の契約を結ばせるための訪問販売であり、その後に、

といった内容を伝えて、契約を促すセールストークを展開しました。

このように、Vは最初に訪問の目的を「挨拶」と偽って接触し、契約の勧誘であることや勧誘するサービスの内容（外壁塗装）を明示しないまま話を進めており、特定商取引法に違反する不適切な訪問販売とされました。

事例6：虚偽の説明をして契約を勧誘した

新生ホームサービスの従業員Uは、令和2年3月に消費者F宅を訪問し、外壁塗装などの役務提供契約を勧誘する際に、実際には会社としてさらに大きな値引きを行うことがあるにもかかわらず、

などと説明し、あたかも今回提示する金額が限界であるかのように強調しました。また、

といった言葉で、特別な価格であるという印象を与え、早期契約を促しました。

このように、実際には他の顧客に対してより大きな値引きを行う可能性があるにもかかわらず、Fさんに対して虚偽の説明をして契約を勧誘したことは、不当な販売手法にあたり、特定商取引法に違反する恐れがあるとされます。

事例7：消費者に誤解を与える不当な勧誘方法を行った

新生ホームサービスの従業員Tは、令和2年5月に消費者G宅を訪問し、外壁塗装の契約を勧誘する際、通常の営業価格からの値引きであるにもかかわらず、

などと話し、あたかも特別な企画による限定的な大幅値引きであるかのように説明しました。その約1週間後、別の従業員SもG宅を訪問し、

といった発言を繰り返し、今回の見積もりが非常に特別なものであり、今しか契約できないような印象を与えて勧誘しました。

しかし、実際にはその値引きは特別企画によるものではなく、他の顧客にも同様の値引きを行っている実態がありました。このような発言は消費者に誤解を与える不当な勧誘方法であり、「特別価格を装った虚偽表示」に該当する可能性があります。

新生ホームサービスの特別顧問に竹中平蔵と岸博幸

現在は解任していますが、新生ホームサービス株式会社は、特別顧問に竹中平蔵氏と岸博幸氏を迎えていました。企業の信頼性向上を図る取り組みと受け取る向きもある一方で、懸念の声も少なくありません。

まず、竹中平蔵氏は小泉政権時代の経済政策を担い、規制緩和や市場原理主義を推進したことで知られています。その一方で、非正規雇用の拡大や格差の助長といった負の側面を生み出した張本人としても批判されています。

また、竹中氏は中国の政府系ファンドや国際会議への関与など、中国との距離の近さを指摘されることもあり、企業顧問としての中立性や国益との整合性に疑問を投げかける声もあります。

さらに、岸博幸氏はその竹中氏の側近として知られ、いわば“弟子”的な立場にある人物です。経済評論家としてメディア露出も多い岸氏ですが、実務的な実績よりも“竹中路線”の代弁者としての役割に終始しているとの指摘も見受けられます。

新生ホームサービスは2ちゃんねるやSNSでも話題

新生ホームサービスは、その強引な訪問販売以外でも悪評が多く、2ちゃんねるやSNSでもちょっとした話題となっています。

2ちゃんねるでの新生ホームサービス

SNSでの新生ホームサービス

20歳の新卒時、内定もらったけど面接時の条件と内定時の条件が全く相容れなくて内定辞退の連絡したら自己評価が雲の上突き抜けてるおっちゃんに電話内容をスピーカーで晒されて人格否定されて泣かされた会社が業務停止命令受けてたの草

新生ホームサービスって言うんですけど

— ぼるぺっぴぇ (@voooolvolp) October 14, 2024

新生ホームサービスで一昨年か~~~
外壁塗装したんやけど……

消費者庁から業務禁止命令受けとるやん……
勧誘の仕方がダメやったみたいですな。

えええ……なんだか不安。

結構な金額したのに💦
施行がまともならええけど。

— 島中　理恵 (@noranekohanyan) July 26, 2022

ようやく、家の外壁＆屋根塗装が完了。実際に塗装に入ってた下請け業者に文句はないけど、元請けの新生ホームサービスには二度と依頼しない。何もかもが酷すぎてあんなものはプロではない。

— ぜおん。 (@Zeon_Fenrir) December 24, 2017

新生ホームサービス知ってる？やばい企業。壁塗装の飛び込みセールスして荒稼ぎ。高値で契約したら後は下請けに。クレームは一切無視。

— mie (@mie03684407) June 10, 2021

新生ホームサービスの営業マンは歩合制で働いており、契約件数が給料に直結する仕組みが背景にあると考えられます。

そのため、営業マンが契約獲得に必死になるケースもあり、一部では過剰な訪問販売や強引な営業手法が行われているとの声もあります。

もちろん、すべての営業マンが悪質というわけではありませんが、数名の従業員の対応によって会社全体の印象が左右されるのが大企業の宿命。

また、働く側の労働環境も重要。ノルマによる長時間労働や過酷な仕事内容、上司からのパワハラなど、新生ホームサービスの今後の対応改善が期待されます。

新生ホームサービスの慈善活動にも注力

新生ホームサービス株式会社は、住宅リフォーム業界で急成長を遂げる一方で、過去には一部の営業活動において悪質な訪問販売が行われていたと報じられています。

こうした問題を受け、企業イメージの改善と信頼回復を目的として、短期間に複数の慈善活動を実施しました。

2020年2月には、神戸市兵庫区の区民ホールにグランドピアノを寄贈。続いて3月には、障害児入所施設の子どもたちとともに「折り紙で作った最大の文章」でギネス世界記録を達成するなど、地域に根ざした活動を展開しています。さらに5月には、社員が手作りしたマスクを神戸市社会福祉協議会へ寄贈し、同月には「こうべ医療者応援ファンド」への寄附も行うなど、新型コロナ禍での支援にも積極的な姿勢を見せていました。

これらの取り組みは社会貢献として一定の評価を得たものの、その後に消費者庁から悪質な勧誘による業務停止命令を受けたことで、誠意ある企業活動との整合性が問われる結果となりました。

新生ホームサービスが怪しいと言われる理由

ネットやSNSの情報から「新生ホームサービスは怪しい」と思っている方も多いようで、その理由について調べてみました。

高価なフォーシーズン塗料を推している

新生ホームサービスのオリジナル塗料「フォーシーズン」は、確かに仕上がりは高級感があり美しく、珪藻土の配合による調湿効果など魅力的な面もあります。

しかし、フォーシーズンの価格が相場の倍以上と高く、ひび割れ（クラック）のリスクもあるため、容易に外壁塗装で施工できる塗料ではありません。

そんな「特殊な塗料」を一般住宅に、しかも訪問販売で契約してもらおうという姿勢は怪しく感じられても仕方ありません。

下請け業者を使っている

全国展開する新生ホームサービスでは、自社職人が施工を行うのではなく、各支店ごとに提携する外壁塗装業者が施工します。つまり、下請け業者を使っているということ。

「下請け業者」と聞くと、どこか悪いイメージがありますが、恐らく普通の外壁塗装業者のため施工に関しては問題はないでしょう。

ただ、懸念点としては、エリアによって新生ホームサービスとしての品質や保証の範囲に差が出るリスクが考えられます。

電話営業や訪問販売は時代にそぐわない

インターネットやSNSで物事を調べることが当たり前になった現代で、電話営業や訪問販売といった新生ホームサービスのスタイルに疑問を抱く方も多いでしょう。

顧客のリテラシー（その分野の知識）も高まっており、自宅の外壁や屋根の塗装が必要かどうかは、家主自身で判断している場合がほとんどです。つまり、電話営業や訪問販売はニーズに合っていません。

仕事や家事で忙しいなか、急に知らない番号から電話が掛かってきて、外壁塗装の営業をされたらどんな気持ちになるか容易に想像できますよね。

また、若い方には「訪問販売＝押し売り」という印象も強いため、急に我が家にスーツを着た営業マンが訪ねてきて、数百万円もする外壁塗装を勧めてきたら誰でも怪しいと思うでしょう。

消費者庁から業務停止命令の行政処分を受けている

上記でも記載しましたが、2022年6月29日に、新生ホームサービスは消費者庁から訪問販売に関する業務の一部の停止を命じる行政処分を受けています。

指摘された新生ホームサービスの訪問販売の方法はどれも悪質で、とても容認できる内容ではありません。

業務停止命令はもう数年前の事で、現在はコンプライアンス体制も見直され、新生ホームサービスの営業方法は改善されたと聞きますが、やはり過去のレッテルはそう簡単に剥がれません。

2ちゃんねるやSNSの評判

会社が大きくなると、2ちゃんねるやSNSで社名を聞くようになります。設立後に急成長し、メディアにも多く露出した新生ホームサービスもすぐに話題になりました。

社員しか分からないであろう内情、施主からの本音など、どれもマイナスイメージに繋がる投稿がアップされています。

新生ホームサービスの外壁塗装の流れ

新生ホームサービスのよくある質問

新生ホームサービスって何の会社？

兵庫県神戸市に本社がある外壁塗装の大手企業で、全国各地で外壁塗装や屋根塗装、改修工事を手がける会社です。

新生ホームサービスのフォーシーズン塗料とは？

新生ホームサービスが製造・施工を行っているセラミックを原料とするオリジナル塗料です。

新生ホームサービスは下請け業者を使っている？

新生ホームサービスでは、施工にあたって自社職人を抱えず、各地域の下請け業者に業務を委託する形をとっています。

新生ホームサービスの訪問販売は悪質？

新生ホームサービスの営業担当者の多くは歩合制で働いており、一部では過剰な訪問販売や強引な営業手法が行われている可能性があります。

新生ホームサービスは営業停止になった？

新生ホームサービスは、悪質な訪問販売を行ったとして、2022年6月29日に消費者庁から業務停止命令の行政処分を受けています。

新生ホームサービスは特別顧問に竹中平蔵と岸博幸を就任させた？

現在は解任していますが、新生ホームサービス株式会社は、特別顧問に竹中平蔵氏と岸博幸氏を迎えていました。

新生ホームサービスは2ちゃんねるでどんなことを書かれている？

2ちゃんねるでは「新生ホームサービスは自社で施工していない」「労働基準法ガン無視の超絶ブラック会社」「悪質リフォーム訪問販売会社」といったことが書かれています。

新生ホームサービスのメリットとデメリット

投稿されたユーザーの口コミや評判、そしてホームページの情報を参考に新生ホームサービスのメリットとデメリットをまとめました。

新生ホームサービスのメリット

• 多種多様なオリジナル塗料を独自に製造
• 高級感あるセラミック塗料「フォーシーズン」が施工可能

新生ホームサービスの大きなメリットは、自社で多種多様なオリジナル塗料を開発・製造している点にあります。

中でも、四季の変化に対応する高級感あふれるセラミック塗料「フォーシーズン」は、耐候性や美観性に優れており、多くの住宅で高評価を得ています。一般的な塗料では得られない上質な仕上がりと、長期的な耐久性を両立できるのが魅力です。品質にこだわる方にこそおすすめのサービスといえるでしょう。

新生ホームサービスのデメリット

• 営業マンへの歩合（バックマージン）が発生
• 下請け業者への中間マージンが発生

新生ホームサービスでは、電話営業や訪問販売によるプッシュセールスが主で、契約数に応じて営業マンへの歩合（バックマージン）が発生しています。そのため、人件費が他社より高額で、結果、見積もり金額が相場より高い可能性が考えられます。

また、新生ホームサービスは自社施工ではなく、工事は下請け業者を使っているため、中間マージンが発生し、こちらも施工費用が相場よりも高額になる可能性があります。

新生ホームサービスはこんな方におすすめ

• セラミック塗料「フォーシーズン」を施工したい方
• 専属の営業スタッフによる丁寧な対応を求める方
• しっかりとしたアフターサポートを求める方

高級感あふれるセラミック塗料「フォーシーズン」が施工できるのは、新生ホームサービスだけ。特別な仕上がりに強いこだわりがある方は、新生ホームサービスに施工を依頼することをおすすめします。

また、新生ホームサービスは、職人気質な外壁塗装業者とは全く異なり、営業に力を入れている企業です。一部の営業活動がしつこいと言われていますが、同等以上に、顧客対応やアフターサポートはちゃんとしていると思われます。

新生ホームサービスより安く外壁塗装をするには？

とはいえ、新生ホームサービスの外壁塗装は、営業マンへの歩合（バックマージン）や下請け業者への中間マージンなど、相場より高額になりそうな要素が多く、安く外壁塗装を済ませたい方にとっては不向きかもしれません。

そんな方は、一度、地元の外壁塗装業者にも相談してみてください。新生ホームサービスの見積もりと見比べてみれば、その違いも一目瞭然。納得のいく業者に依頼することができます。