外壁塗装でシンナーが品薄不足に!代替品や代用は可能?失敗しないための対策を徹底解説

外壁塗装でシンナーが品薄不足に!代替品や代用は可能?失敗しないための対策を徹底解説

2026年現在、外壁塗装業界では深刻な問題が起きています。それが、イラン情勢などの影響による石油系原料の供給不安を背景にした「シンナー品薄不足」と価格高騰です。

シンナーは油性塗料の希釈や洗浄に欠かせない存在であり、供給が滞ることで外壁塗装工事に直接的な影響が出ています。

シンナーが入手できずに外壁塗装が途中で止まってしまった
シンナーが品薄で手に入らないと言われた
シンナーの代わりに使えるものはないのか?

こうした不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

結論からお伝えします。外壁塗装で指定されたシンナー以外の代用は絶対にNGです。

ただし、解決策がないわけではありません。現在もっとも現実的な対応は、シンナーを使わない工法へ切り替えることです。

この記事の監修

尾崎シゲル 尾崎シゲル 塗装職人

塗装職人27年、リフォーム工務店の営業5年の経歴を持つ外壁塗装専門家で自称「外壁塗装マニア」。現在は外壁塗装の業者紹介サイト「ガイマニ」の運営代表責任者・アドバイザーを担当。プロ目線で外壁塗装の情報発信を行っています。

目次

シンナーの代替品でやってはいけないこと3選

シンナーの代替品でやってはいけないこと3選

「シンナーが品薄で手に入らないなら、代わりのもので何とかできないか?」と考えるのは自然ですが、ここには大きな落とし穴があります。

市販の洗浄用シンナーを混ぜるのはNG

外壁塗装で、ホームセンターなどで手に入る「洗浄用シンナー」を代用しようとするケースがありますが、これは非常に危険です。

  • 希釈用と洗浄用では成分がまったく異なる
  • 塗料が分離する可能性がある
  • 塗膜が正常に形成されない

結果として、数年で剥がれる・膨れるといった重大な不具合につながります。

他メーカーのシンナーを代用するのはNG

同じシンナーでも、メーカーごとに成分配合は緻密に調整されています。

そのため、他メーカーのシンナーを代用すると、乾燥不良(ベタつきが残る)、密着不良、想定外の艶ムラといった外壁塗装ならではの不具合が起きるリスクがあります。

さらに重要なのが、メーカー保証が一切受けられなくなる点です。施工後にトラブルが起きても、補償対象外となる可能性が非常に高くなります。

ガソリンや灯油を代用するのは絶対にNG

極端な例ですが、「外壁塗装のシンナーを、ガソリンや灯油で代用できないか?」という相談もゼロではありません。これは完全にNGです。危険なのでやめてください。

  • 引火・爆発の危険性
  • 塗料が固まらない
  • 健康被害のリスク

使える物がないからといってやってしまうと、事故や重大トラブルに直結するため絶対に使用してはいけません。

外壁塗装のシンナー不足を乗り切る3つの解決方法

外壁塗装のシンナー不足を乗り切る3つの解決方法

外壁塗装で使うシンナーが品薄で手に入らない。でも、工事を止めることは出来ないでは、どうすればいいのか?

ここからは、今すぐ現実的に取れる3つの解決方法を紹介します。

解決策①:水性塗料(水系塗料)への全面変更

もっとも有効な選択肢が、水性塗料への切り替えです。

水性塗料はその名の通り、水で希釈するためシンナーを必要としません。そのため、今回のような石油由来の供給問題の影響を受けにくいのが大きな特徴です。

さらに、以下のようなメリットもあります。

  • 臭いが少ない(近隣トラブルになりにくい)
  • 環境負荷が低い
  • 住宅街ではすでに主流

現在の住宅塗装では、性能面でも油性に劣らない製品が増えているため、有力な選択肢です。

解決策②:ノンシンナー型(無溶剤型塗料)の採用

近年では、シンナーを使わない「ノンシンナー型(無溶剤型塗料)」も登場しています。

  • 環境配慮型
  • 高耐久
  • 臭気が少ない

上記のような特徴があり、特にハイグレード塗装を検討している方には適しています。

ただし、施工できる外壁塗装業者が限られる場合があるため、対応可能な業者選びが重要です。

解決策③:資材ルートに強い「別の業者」を当たる

意外と見落とされがちなのが、業者ごとの仕入れルートの違いです。

大手・中堅業者は在庫を確保している場合があり、メーカー直結の業者は優先的に供給されるケースがあります。

つまり、1社で断られても他社なら対応可能なことがあるということです。特に今のような状況では、「どこに頼むか」で結果が大きく変わります。

外壁塗装シンナー不足の今やるべきこと

シンナー不足は一時的な問題ではなく、今後もしばらく影響が続く可能性があります。

さらに値上げの影響を受ける可能性もあるため、「状況が落ち着くまで待つ」という判断はリスクを伴います。だからこそ、今やるべきことをやりましょう。

塗装店としては、シンナーの仕入れルートの再確認、場合によっては水性塗料への切り替えを検討する。

施主側としては、施工店がシンナーや塗料の在庫をちゃんと確保しているか確認することです。

外壁塗装は「タイミング」で結果が大きく変わります。今のような不安定な時期だからこそ、正しい知識をもとに慎重に判断していきましょう。

ガイマニが外壁塗装の優良業者をご紹介可能します

ガイマニとは?外壁塗装マニアがおすすめ業者を紹介

「ガイマニ」は、元塗装職人で自称「外壁塗装マニア」が運営する外壁塗装見積もりサイトです。中立した第三者機関の立場で、お客様のご要望やご希望に沿った外壁塗装業者をご紹介いたします。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次