木更津市で外壁塗装に使える助成金・補助金まとめ

木更津市で外壁塗装に使える助成金・補助金まとめ

木更津市では「空家リフォーム助成制度」と「木造住宅耐震改修事業」が外壁塗装に使用できる助成金となっております。

この記事では、木更津市が行っている外壁塗装関連の助成金や補助金に関して詳しくまとめてありますので、ぜひご参考にしてみて下さい。

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目次

空家リフォーム助成制度

木更津市の「空家リフォーム助成制度」は、空家の利活用を促進し、良好な生活環境の保全、移住定住の促進や地域コミュニティの維持形成を図るための助成金制度です。

市内の空家を、住居や高齢者サロンなどの特定施設として利活用するリフォーム工事に対して、予算の範囲内で工事費の一部を助成しています。

申請期間

令和6年4月1日から受付開始
※予算額に達した時点で受付終了

助成金額

住居の場合対象経費の2分の1(上限50万円)
特定施設の場合対象経費の3分の2(上限150万円)

住居の場合は以下の加算も受けられます。

  • 木更津市外から転入する場合+10万円
  • 中学校修了前の児童を含む世帯の場合、児童1人につき+20万円。ただし、3人、60万円を限度とします。
  • 新婚世帯(交付申請の時点で婚姻の届出日が2年以内の夫婦で、合計年齢が満80歳未満の夫婦を含む世帯)の場合+20万円
  • 親世帯と近居(直線距離で2キロメートル以内)する場合+10万円
  • 市長が定める重点地区内の空家の場合+20万円
  • 耐震指標を1.0以上とする耐震改修工事を実施する場合+30万円。
  • 耐震指標を0.7以上、かつ、1.0未満とする耐震改修工事の場合+10万円

特定施設の場合は以下の加算も受けられます。

  • 市長が定める重点地区内の空家の場合+20万円
  • 耐震指標を1.0以上とする耐震改修工事を実施する場合+30万円。
  • 耐震指標を0.7以上、かつ、1.0未満とする耐震改修工事の場合+10万円

例えば、外壁塗装の工事費用が100万円だった場合、50万円が補助されて、実質負担額は50万円に抑えられます。対象経費の2分の1のため、上限が増えても100万円の工事は50万円の補助になります。

ただ、外壁塗装以外にキッチンやお風呂、トイレなど合わせて実施し、リフォーム費用が高額になれば最大200万円の補助が受けられます。

ただし、補助金の交付を受けリフォームを行ったものは、5年以上住居または特定施設として利用することが条件となっております。もし、5年以上利用しなかった場合は、経過年数に応じ、交付した補助金の返還を命じられることがあります。

対象者

  • 市税を滞納していない方
  • 過去にこの補助金の交付を受けていない方が

また、それぞれ次の要件に該当する方が対象となります。

住居の場合は以下の方が対象となります。

  • 空家バンクに登録した空家を売却または賃貸しようとする、空家の所有者
  • 空家バンクに登録された空家を購入または賃借し、自ら居住しようとする利用者(ただし、定期滞在者は除きます。)

特定施設の場合は以下の方が対象となります。

  • 空家バンクに登録した空家を特定施設として売却または賃貸しようとする、空家の所有者
  • 空家バンクに登録された空家を購入または賃借し、特定施設として活用しようとする利用者

対象工事

助成の対象となる工事は、以下のとおりです。

  • 木更津市内に本店、支店または営業所を有する施工業者と工事請負契約により行う工事または利用者自身が行う(DIY)工事
  • 修繕、改修、増改築及び耐震改修工事(耐震診断に要する費用を含みます。)。ただし、工事を伴わない設備機器及び備品の購入は対象となりません。
  • 売買契約または賃貸借契約を締結した日から2年を経過する日までに行われ、補助金交付の年度内に完了する工事
  • 過去にこの補助金を受けたことがないもの

ただし、他の補助金により修繕、改修を行うものは対象となりません。

必要書類

書類の提出は「申請時」と「工事完了後」の2回です。必要な書類は以下の通りとなります。

申請時

  • 交付申請書(第1号様式)
  • 前金払請求書(第6号様式)※必要な場合のみ

工事完了後

  • 実績報告書(第11号様式)
  • 請求書(第13号様式)

申請方法

交付申請書を木更津市役所都市整備部住宅課に提出。申請書は工事着手前に行うこと。

住所〒292-8501
千葉県木更津市朝日3-10-19(朝日庁舎)
木更津市役所 都市整備部 住宅課
電話番号0438-23-8599
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木造住宅耐震改修事業

木更津市の「木造住宅耐震改修事業」は、耐震改修工事の費用の一部を補助する助成金制度です。こちらの制度は、耐震改修工事と併せて市が定めるリフォーム工事を行う場合は、その工事費の一部についても補助されますので、外壁塗装もお得に行うことが出来ます。

申請期間

特になし。随時受付していますが、予算に達した時点で終了する場合があります。

助成金額

耐震改修工事対象経費の2分の1(上限60万円)
※昭和56年6月1日以降に建築されたものは、上限30万円
除却工事対象経費の2分の1(上限20万円)
※昭和56年6月1日以降に建築されたものは、上限10万円
リフォーム事業補助金対象経費の3分の1(上限30万円)

リフォーム工事のみの補助金は受けられませんので注意が必要です。

対象者

下記のいずれにも該当する方が対象となります。

  • 補助対象事業を行う者
  • 市税を完納している者
  • 過去にこの補助金の交付を受け、補助対象事業を実施したことがない者

また、対象となる住宅は市内に建築され、自己又は親族が居住している2階建て以下の木造住宅(構造上水平力が伝達されない構造で増築又は改築されたものは、独立した木造住宅とみなす)で、耐震診断の結果、現状の評点が1.0未満のものです。

対象工事

耐震改修工事は以下が対象となります。

  • 耐震改修後の評点を1.0以上にする耐震性能を上げる工事であること。
  • 君津地域耐震改修促進協議会会員で市に登録した指定診断士又は耐震診断士(建築士)が工事監理をすること。
  • 施工者は市内に本店、支店、営業所等を開設しているか、当該住宅を建設した者であること。

除却工事は以下が対象となります。

  • 施工者は市内に本店、支店、営業所を開設している者が施工すること。

リフォーム対象工事は以下となります。

  • 建築工事(屋根塗装、外壁塗装、床リフォームなど)
  • 機械設備工事(配管、バリアフリー化など)
  • 電気設備工事(配線、インターネット工事など)

必要書類

書類の提出は「申請時」と「工事完了後」の2回です。必要な書類は以下の通りとなります。

申請時

  • 耐震改修事業を受けようとする住宅の図面
  • 耐震改修事業を受けようとする住宅の所有を証するもの
  • 耐震改修事業を受けようとする住宅の確認通知書その他建築年月日を証するもの
  • 申込者の住民票の写し及び申込者が耐震改修事業を受けようとする住宅の所有者の親族に該当する場合にあっては、当該住宅の所有者の親族であることを証するもの
  • 耐震診断士であることを証するもの
  • 耐震診断に係る現地調査写真及び耐震改修工事前又は除却工事前の耐震診断総合評価表
  • その他市長が必要と認めるもの

工事完了後

  • 補助対象事業に係る写真
  • 建築士法第20条第3項の規定による工事監理報告書の写し
  • 補助対象事業に係る契約書の写し及び領収書の写し
  • 耐震改修工事の監理に係る契約書の写し及び領収書の写し
  • その他市長が必要と認めるもの

申請方法

「木更津市木造住宅耐震改修等事業申込書」を建築指導課に提出。申請書は工事着手前に行うこと。

住所〒292-8501
千葉県木更津市朝日3-10-19(朝日庁舎)
木更津市役所 都市整備部 建築指導課
電話番号0438-23-8597
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木更津市で外壁塗装の助成金を申請する流れ

STEP
助成金・補助金について調べる

まずは、木更津市のホームページを参考に助成金や補助金について調べましょう。制度をちゃんと理解したうえで申請することが重要です。

STEP
業者に見積もってもらう

木更津市の助成金や補助金を申請するには、外壁塗装工事の見積もり書が必要になりますので、業者に見積もりを依頼しましょう。

なお、助成金の種類によっては「補助の対象は市内の業者に限る」といった条件もございますので、地元の業者に依頼することをおすすめします。

STEP
申請書を提出

業者から見積もり書が届いたら、その他の必要書類を準備して木更津市の申請窓口に提出します。事前に個別相談が必要となる場合もあるので、木更津市のホームページで確認しましょう。

STEP
外壁塗装工事の開始

助成金の申請が受理されたら、見積もりを依頼した業者に助成金が承認された旨を伝え、外壁塗装工事を開始しましょう。

また、助成金を受け取るには「作業完了報告書」が必要になりますので、業者に作成してもらうように依頼しましょう。「作業完了報告書」は基本的に無料で作成してくれます。

STEP
作業完了報告書を提出

外壁塗装工事が完了したら、業者から作業完了報告書を受け取り、木更津市の申請窓口に提出します。

STEP
自治体による審査

申請内容や作業完了報告書をもとに、木更津市の担当課で審査が行われます。不備があった場合は都度連絡がありますので、施工業者に相談しながら対応しましょう。

STEP
助成金・補助金の振り込み

審査に問題なければ助成金・補助金が指定口座に振り込まれます。振り込みには時間が掛かる場合もありますので注意が必要です。

助成金や補助金以外で外壁塗装の費用を安く抑える方法

外壁塗装費用を節約するためのヒントをお伝えします。もし外壁塗装の助成金や補助金を受け取れなかった方は、以下で紹介する方法を実践して、費用を抑えて依頼してみてください。

  • 火災保険を活用する
  • 住宅ローン減税を活用する
  • 外壁塗装業者に依頼する
  • 複数業者を比較する

火災保険を活用する

台風、突風、竜巻、雹(ひょう)災、雪災などの災害によって外壁が損傷した場合、火災保険の適用が考えられます。

外壁塗装における火災保険の適用条件は以下の通りです。

  1. 外壁の補修が災害によるものであること
  2. 事故発生から3年以内であること

ただし、火災保険の適用は契約内容に依存します。保険の約款を細かく確認し、補償範囲や適用条件を把握することが重要です。

住宅ローン減税を活用する

外壁塗装に関して、助成金や火災保険に加えて利用できる制度として、住宅ローン減税があります。

住宅ローン減税は、住宅購入の際に借り入れた住宅ローンに対して所得税が軽減される制度です。

外壁塗装において住宅ローン減税を受けるための条件は以下の通りです。

  1. 外壁塗装の工事費が100万円以上であること
  2. リフォームローンを利用して外壁塗装を行うこと
  3. 住宅ローンの借入期間が10年以上であること

さらに、床面積や耐震基準、居住開始日などの条件を満たすことで、住宅ローン減税の対象となる可能性があります。

外壁塗装業者に依頼する

外壁塗装の依頼先として、大手ハウスメーカー、総合リフォーム会社、ホームセンター、家電量販店などがありますが、費用を節約したい場合は外壁や屋根の塗装を専門に行っている外壁塗装業者に依頼することをおすすめします。

大手ハウスメーカー、総合リフォーム会社、ホームセンター、家電量販店は下請け業者に仕事を委託することが一般的であり、その際に仲介手数料が追加で発生することがあります。仲介手数料は最終的にお客様負担となるため、相場よりも高額になりがちです。

一方で、外壁塗装業者に直接依頼することで仲介手数料が発生しないため、結果的に工事費用が安く抑えられます。

複数業者を比較するために相見積もりを行う

外壁塗装を業者に依頼する際は、必ず複数業者を比較するために相見積もりを行いましょう。相見積もりを行う際は、金額以外にも施工内容にも注意しましょう。

施工内容に関して、見積もりでチェックする項目は以下の通りです。

  • 仮設足場組立解体費用
  • 飛散防止シート
  • 高圧洗浄
  • 下地処理
  • 養生
  • 外壁下塗り
  • 外壁中塗り
  • 外壁上塗り
  • 付属部塗装
  • 処分費・清掃費など

金額の安さだけでなく、業者を選ぶ際には適正価格かどうか、施工内容に怪しい点はないかなどを確認し、納得のいく業者に依頼しましょう。

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ガイマニとは?外壁塗装マニアがおすすめ業者を紹介

「ガイマニ」は、元塗装職人で自称「外壁塗装マニア」が運営する外壁塗装見積もりサイトです。中立した第三者機関の立場で、お客様のご要望やご希望に沿った外壁塗装業者をご紹介いたします。

助成金や補助金の申請代行も行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

尾崎シゲル 尾崎シゲル 株式会社トラスト 代表

塗装職人27年、リフォーム工務店の営業5年の経歴を持つ外壁塗装専門家で自称「外壁塗装マニア」。現在は外壁塗装の業者紹介サイト「ガイマニ」の運営代表責任者・アドバイザーを担当。プロ目線で外壁塗装の情報発信を行っています。

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